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2008年08月19日

買うより払った方がイイかも?

午前中、顧問先へ行ってきました。

この会社は、もうすぐ決算です。
で、今期はかなり良い業績なので、早めに決算シュミレーションをしていました。

やはり、結構な利益が出そうです。
もう、経費に出来るのないかな・・・・。

今期はホントに良い成績でしたが、でもそれまでの成績は・・・もうやだ〜(悲しい顔)
そして、来期も今期のような見込みは全然ないとのことなので、余計に資金を手元に置きたいところです。


こんな場合、よくあるのが、納税を出来る限りしないように、いろんなものを前倒しで購入して経費にし、利益と納税額を抑えるような行為です。

でも、考えてみると、例えば創業40年の会社があったとします。
決算書の『繰越利益剰余金』の金額はいくらになっているでしょうか。40年間事業をやってきてこれまで積んできた利益です。(配当は考えないで)

また、おおざっぱに、法人税率を50%とすると、その金額と同額の納税をしてきたことになります。

そう考えた時、40年間で積んできた利益は経営者として十分と思われるでしょうか。


第3者が、会社の評価をする場合、先ず、何を見るかというと『決算書』です。

自分自身が、他社の会社の決算書の『繰越利益剰余金』(創業以来の利益の積立額)を見るとした場合の話しです。
その事業年数が長ければ長いほど、金額が大きいはずですよね。
でも如何でしょう。
今その会社(我が社)は何年間やってきて、いくらの利益を積んできていますか?
十分な利益でしょうか?
自分のお金をその会社へ貸しても大丈夫と思えるでしょうか。

結局、毎期毎期利益をいくら積めているかです。

売上ではないんです。

利益なんです。

そして、決算書の貸借対照表を見てみると、
『資産合計』がいくらありますか?
1億円ですか?3億円ですか?
そして、目線を上にやっていくと、いろいろな資産が列挙されています。
土地 1億円・・・これ、本当に現在1億円の価値あります?
投資有価証券  2千万・・・これも現在2千万の価値あります?
建物 3千万・・・これまで、100%毎期減価償却していました?
短期貸付金 500万・・・これ、全額1年以内に回収できます?
役員貸付金 3000万・・・返済していますか?
              行きっぱなしの、返済予定なしじゃありませんよね?
商品 4千万・・・実際に4千万の現金に換えれます?
         評価が落ちている物、ありませんか?
売掛金 2000万・・・1年以内に確実に回収できますか?
受取手形 500万・・・1年以内に確実に現金化できますか?
未収入金 800万・・・社長に対する貸付の認定利息分、毎期毎期増える一方ですよね・・・。

もし、こんなものがあったら、『資産合計』からそういうものを差引くと実際の我が社の『資産』の数値が出ます。

はい、次は半分から右の『負債合計』です。
『資産合計』額の内、『負債合計』の締める割合はどのくらいですか?
40%?60%?80?
この割合が高くなればなるほど、我が社の『資産』は、『負債』=借金で作られているということになります。

ということは、正味資産っていくら?
「マイナス」になったら、かなりヤバイですよ!!

上記で上げたように、『資産』は、帳簿の数値から動く可能性があります。
しかし、『負債』は相手があり、こちらの勝手で残高を動かす訳にはいきません。
と、いうことは・・・。

『純資産合計』=自己資本(『負債』は他人資本になります)が、『資産合計』から動いた分、連動して動きます。
つまり、『資産合計』からマイナスされるものがあると、『純資産合計』からもマイナスされるということです。

ということは、もし、我が社の決算書の中に不良債権や不良資産を当初の価値のままで残していたら→その分を差引いて見て下さい。
そして、『繰越利益剰余金』がマイナスになってしまったら・・・。
『資本を割っている』状態です。

バブル時に買った“事業に関係の無いいろんな資産(株・ゴルフ会員権・土地等)”が、多ければ多いほど、弾けた今はダメージが大きいはずですよがく〜(落胆した顔)


せっかく稼いだ利益(キャッシュ)をまた何かの買い物で使ってしまい(支出してしまい)手元の自己資本の増加は僅かということになると、ちょっと油断して不良資産なんか作ってしまうと、すぐに『資本を割ってしまう』状態になってしまいますから。

だから、納税して利益を積んでおかないといけないんです。
実際に会社から出て行くお金は、税金分を利益の約半分としても、残りの半分は会社に残るんです。
しかし、納税を避けようとして買い物しまくると、その分丸々キャッシュは出て行き、残った利益の半分を納税して、最終的に残る利益(キャッシュ)は、どうでしょう。
どちらの方が手元に残るでしょうか。

また、今の業績が明日も、来月も、来期も続く保証はありません。
そう考えると、手元資金を残しておく(『内部留保』を積んでおく)ことが必要です。

連続して決算書の数値の動きを見て、『繰越利益剰余金』が前期からいくら増えたのか、見られていますよ〜銀行さんに・・・(^_^;)



私は、損益計算書は、あまり重要視していません。
貸借対照表の方を重要視しています。
結果は『繰越利益剰余金』が前期からいくら増えたのかということだと思います。

停滞した資産と思われるものがどれだけあるか・・・。
貸借対照表は、その会社の財産状況、つまり“環境=経営者の体質・性格(価値観・思考・・・損益計算書の部分と重複しますが)”とみます。
そして、損益計算書は、実績、つまりその会社の“経営者の経営方法=商売のやり方とその結果”と見ます。

だから、会社の環境(体質・性格)を良くするために、自己資本を増やすことを是非頭に置いて決算をしていただきたいと思います。

結構あるんですよね。減価償却を過去していなかったとか・・・。
正当な評価がなされていない決算書が多いのも事実です。

決算という一瞬のタイミングで、その時点の数値がずーーーーーっと会社の通信簿として残っていくんです。
決算書という紙切れで会社が評価されるんです。
決算は大事です。
そしてローマは1日にしてならず。
決算時期にチョチョッとやって、数値を作ろうなんてこと絶対にできません。
こつこつと、1年間をどのように経営していくか(数値をどうやって作っていくか、残していくか)を事前に計画して、その計画に沿って行動していくことが一番です。
そうしていても、予定外のことが起きたり、予定通りに事が運ばなかったりするんですから。
でも、計画をすると、いろんなイイ事があります。
事前に有る程度、コントロールしたり出来るし、シュミレーションできるし、余裕ができますよね。
予定外の事が起きるという事を初めから想定内の事として準備できるかもしれませんよね。(どこまで想定内にとどめられるかは、会社毎の余裕の幅によって変わってきますが)


「税金は納めたくない」だけでは、絶対に損します!!
何を優先して考えるか良く検討して、決算の締めをしていただきたいです。
いろんな情報を顧問税理士の方も持っておられると思いますので、いろいろと早めにご相談されるとイイですよ。





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ラベル:税金 利益 納税
posted by kagami at 13:04| 熊本 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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