この方は、霊感が強く易学もなさっておられる方で、いろいろな方の人生相談にのっておられます。
また、これから本格的に趣味で始めた事を事業として立ち上げようとなさっておられます。
この方と人生相談の事でお話していて、ふと思いました。
たぶん、人には生まれてからその人それぞれの、ある一定の量の、たとえば“嬉しいこと”があるとしたら、それを受け止める自分自身の中の一定の量の入れ物があって、その自分の中の入れ物と受け止める“嬉しい事”との容積は、その人の人間としての成長度合いで必ずしも一致しておらず、その入れ物の方が小さい場合、うけとめたものが溢れてしまいます。
だから、溢れてしまう前に、自分で中に入ってきたものを外に出す(人に与える)ことをしなくてはいけないのではないかと・・・。
今の自分自身の入れ物の大きさよりも多いものは、必ず溢れ出します。欲を出し全て自分の物にしようとしたりすると、他人から妬まれます。だから、自分の大きさに合った分はいただいて、残りのオーバーする分は周囲の人々へ感謝の気持ちや気配りをして、分け与える。
逆を考えれば、人からねたまれたりするのは、自分の入れ物以上に何かを持っていて、周囲への配慮に欠けていたりするからなのではないかと思いました。
そう、入れ物を大きくしないと、たとえ良いことが沢山あっても、溢れてしまって(周囲からのねたみが発生したりして)本当に満足感を味わえない(人間としての喜びを感じられない)のではないか・・・と思ったんです。
実際に相談された話しをお聞きしました。
とてもキレイでモデルのような娘さんを持ったお母さんがご相談されたそうです。
ある会社に就職して、上司からはとても良く評価してもらっておられました。しかし、次第に同僚や周囲の社員さん達からのねたみがひどくなり、その内娘さんがストレスで会社を辞めてしまう。こういう事が何回も繰り返し、娘さんも引きこもってしまい、お母さんもとても心配なさってご相談されたのだそうです。
相談を受けてアドバイスをなさったら、娘さんも人間関係が上手くいくようになり、明るくなられたそうです。
また、ある50代の奥様がとても悩んで相談されました。
嫁にきてこれまでずっとご主人や家族のために頑張ってこられたとても良い奥さんだったそうです。しかし、ずーーーーっと、自分を抑えてこられたのでしょうね。今では、ご主人のことをとても深く恨んでおられて、そういう自分をどうしようもできず悩んでおられたのだそうです。
話しをじっくり聞いた後、アドバイスされたら、胸の支えがとれたととても明るい顔つきで帰られたそうです。
この話しを聞いて、人間には“バランス”が大切だなーーー、と思いました。
もしかしたら、今自分の周りの人達の、自分に対する態度で、今の私自身の入れ物の大きさが、足りているか足りていないかを量れる基準になるのかもしれない、と思いました。
冷静に客観的に考えると、相手からの例えば自分が嫌と思う言葉や態度が、今までは、こちらもムッ

だから、その人との関係も、そういう所に注意していくと上手くいくのではないかと思えるようになりました。
※現実には、なかなか実行できていませんが、心がざわつかないというか、後からでもこういう風に自分を客観的に振り返る事ができるようにすこーーーーしはなれたのかな・・・。
そして、自分の心をいつも真ん中に置く。
“バランス”を意識していかないと、そのツケが人生のどこかでフッと目の前に難題として現れてくるかもしれませんからね(^_^;)
最後に、この方から言われました。
「“心を喜ばせる”事を沢山した方が良いよ。」
鏡:何ですか?喜ばせるって?
「“満足する”こと」
鏡:満足する?
「そう、満足したら、心が喜ぶ。そして、心が安定してくる(不安が無くなる)。安定してきたら、いろんな出来事に対して動じなくなる。」
鏡:それって、子育てで言われている事と同じですね!
「そう、小さな満足感、達成感を沢山経験させてやることで、子供は不安を感じなくなり、心が安定して親子関係も周囲との人間関係も落ち着いてくるのよ。」
鏡:じゃ、我が家は満足感が全然足りません


「そう!大丈夫お母さん!頑張って!心を喜ばせてあげんとね!」
鏡:ハイ!有り難うございました。
とても、良いお話を聞かせていただきました。
この方にお会いすると、いつもゲンキになります!
今日もありがとうございます。
あなたの
