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2008年01月20日

経営者自らがやるからこそ・・・

ある建設会社の話です。


この会社の事を知った頃は、女性の事務員さんが経理の担当者で、銀行とのやり取りや資金繰りの資料作り等、会社のお金の流れに関してはこの事務員さんしか解っていないという状態でした。
社長さんは2代目で、先代は会長として第一戦から退いておられましたが、お金の決裁権は全てこの会長が握っておられる会社です。
この会社も御多分に漏れず、建設業界危機の真っ只中にあり、本当に経営状態は業界の不況に呑み込まれそうでした。
でも、その危機的状態に気づいているのは・・・・
ショックなことに事務員さんだけでした。
確かに、薄々は従業員も経営者も不況のせいで会社が段々右肩下がりになっているのはわかっておられました。
でも、業界全体、社会全体が長引く不況にあるからでしょうか、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ではありませんが、本当にこの危機的状況を理解されているんだろうかと私自身も感じていました。
それは、いろんな会話をする中で随所に危機感の弱さが感じられたからです。
どうして解ってもらえないんだろう。本当に、これから一体どうされるつもりなんだろう。
考えたら、居ても立ってもいられない程でした。
でも、当の本人達が、どんなに説明しても“まだそんな危機的状態ではない”と思っておられるのか、現況を認めたくなかったのか、私なんかに言われたくないと思われたのか、なんか、人ごとのような感じでしたのでこちらも様子を見守っていました。
そして、徐々に変わっていきました。
というか変わらざるを得ない事情が起きました。
事務員さんが、この時点で一番会社の危機を把握していた唯一の存在の人が、その危機に耐えられずお辞めになられました。
それから、奥様が事務を初めてやられることになりました。
何にも経理の事をわからない奥様でした。
でも、本当に一生懸命ご自分なりに頑張ってどんどんこちらの指導を吸収していかれました。ほんとに、初歩的な事から、考え方から、今の会社の危機的状況から、ホントとても失礼な事も言ったと思います。私みたいな年下の人生経験も浅い者がとても言えることではなかったかもしれませんが、とにかく今の状況から抜け出て欲しかったから、奥様に話しました。
奥様は真剣にきちんと聞いてくださいました。
そんな中、一番の技術者の方が会社の状況を察してか辞められました。
経理担当者が辞められ、銀行交渉は必然的に社長の担当となり、銀行に対し優先的に取り組まなくてはならない課題をお話ししました。
最低半年先まで、できれば1年先までの資金繰り表を社長に作ってもらうようお願いしました。作り方も教えました。
それからです。
動いてきました。一歩一歩。
あれから、3年ほど経ったでしょうか。
少しずつ、この会社の周辺に変化がでてきました。
そうですね・・・、運が向いてきた、とでもいいますか。
いろんな意味でやっと少しずつですが、まいた種が芽生えてきたような感じです。
結構時間かかりました。
結果が出るのに、結構時間がかかりました。良かった、とりあえず、何とか繋げた、って感じです。
いろいろと失礼な事言いました。結構直球ばかり投げてしまいました。そして、生意気なことも言いました。
「嫌なら、辞めてもらって構いません。」
でも、あれから今までまだお付き合いさせていただいてます。
奥様、本当にすごいです。短期間に、しかもリアルに厳しい事ばかり突きつけられて、でも素直に一生懸命取り組まれています。
社長も奥様も、自らが自分の目で会社の帳簿やお金の状況、経営実態を初めて理解された事により、今は少しずつ自ら動かれてます。
銀行の交渉も、これまでは一行のみの取引でしたが、社長自らが会社の危機を自覚し、数値を把握し、融資担当者と交渉される中で、銀行の言いなりではなく、きちんと交渉する力を持たれたようです。取引銀行も2行に増え、資金調達の仕方も、よく考えて慎重にされています。外部への営業活動も、これまでは監督さん任せでしたが、今は良く動かれておられます。
そして、何よりご夫婦揃って、会長を説得できるようになられました。これまでは、お金は会長の決済がないと動かせませんでした。でも、会長は、ほとんど会社におられず、危機的状況も十分に把握しておられない為、いろんな事に対し、スムーズに事が運びませんでしたが、今は一生懸命お二人で説得して少しずつですが、その思いも会長にも伝わり始めているようです。
経営者が知っておかなければならないことは何でしょうか。
いろいろな生き方があるので、いろいろな考えがあると思います。
中小企業の経営は、その経営者の生き方(考え方)に多大な影響を受けたものになると思います。それは、十人十色だろうと思います。私達は、その十人十色の生き方に触れ、共に取り組んでいきたいと思うし、そうしていくのが使命と思うようになりました。
そんな中、自分のこと(自分の会社のこと)なのに、今の本当の自分の姿(今の本当の会社の状況)を把握していない経営者の方とのお付き合いには、暖簾に腕押し状態です。
まぁ、実際把握されたら、早いと思います。だって、自分のことですもの、知った以上、ほったらかしにはしませんよね。経営者だったら。
だから、いかに気づいてもらうかも私達の仕事です。
それからですもの、動き出すのは。
気づかないと、生き残りへのスタート地点に立てないから、何も始まらないです。経営者自らが、強い情熱と信念を持って取り組まないと何もかわりません。従業員は、決して同じ情熱と信念は持てません。だから、経営者として今何をやらないといけないか、とても考えさせられます。
今月のとじき塾では、N社長のその熱き情熱と信念をビンビン感じました。

この会社は、従業員さんが次々と辞め、更なる窮地に追い込まれましたが、結果良かったのではなかったかと思います。事務員さんが辞めなかったら、きっと、こんな状況ではなかったかと思います。
これからも、お役に立てるよう精一杯努力していこうと思います。




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posted by kagami at 00:29| 熊本 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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